白石市
プロジェクト
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- 【白石市長インタビュー】教育改革と市民の挑戦が紡ぐ、未来を創造するまちづくり
- 取材:中村敦史 文:高木真矢子 写真:阿部一樹
蔵王連峰のふもと、古来から交通の要衝として繁栄を築いてきた、宮城県白石市。
人口約3万1000人の白石市は他の地方都市同様、人口減少という大きな課題に直面する中、「挑戦」をキーワードに独自の取り組みを展開しています。
takibi connectではこれまで、地域へのアツい思いを持った白石市の挑戦者を取材してきました。今回は特別編として、現在進めている教育改革と白石の人々に宿る挑戦魂について、山田裕一 白石市長にお話を伺いました。
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- 白石のササニシキを再び全国に。世代を超え伝統を未来へ
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
コシヒカリ・ひとめぼれ・あきたこまち・・「米」とひと口に言っても、その種類はさまざまです。かつて「東の横綱」とも言われた銘柄米「ササニシキ」。1993年に起こった大冷害以降、冷害や病気に弱いササニシキは作付面積が減少し、宮城県内での作付面積割合は約6%と、風前の灯となっています。
希少価値の高いササニシキを再び全国に届けようと、宮城県白石市では2016年3月から「宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト・畦かえる」がスタート。プロジェクトに関わる白石市農林課農業振興係係長の髙橋由桂さんと、プロジェクト事務局として生産者や地元企業をつなぐ大槻育美さんに話をうかがいました。
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- まちのシンボルから広がる文化と歴史の輪。白石城再建と鬼小十郎まつりの物語
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
奥羽山脈と阿武隈高地に囲まれた白石盆地の中にあり、古来から交通の要衝であった白石市。まちのシンボルである白石城は、戦国武将・伊達政宗の腹心として有名な片倉小十郎の居城で、1874年に「明治の廃城令」で解体されました。
1995年、解体から120年余りの時を経て復元された白石城。復元への道のりと、白石城のふもとで毎年開催される「鬼小十郎まつり」について、お話をうかがいました。
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- 日本一の公民館が目指す、住民が主役の地域づくり
- 文:高田江美子 写真:鈴木宇宙
「公民館」という場所に対して、どんなイメージを持っていますか?
あまり馴染みがない方もいれば、よく利用するという方もいるでしょう。本来、公民館とは、地域住民にとっての学習拠点であり、交流の場としての役割を果たす場所。
公民館本来のあり方に立ち帰り、住民とともに歩む地域づくりをおこなうのが、宮城県白石市の斎川公民館です。取り組みが評価され、全国に14,281館※ある公民館の中から、文部科学省の第72回優良公民館表彰で「最優秀公民館」を受賞しました。
※平成30年度社会教育調査より
公民館で活動の中心となり奔走する、斎川まちづくり協議会会長の畑中さん、事務長の佐藤さん、白石市役所の佐々木さんにお話をうかがいました。
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事業者の想い
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- 「白石温麺を次の100年に」白石興産が地域とともに紡ぐ共創の新章
- 文:高木真矢子 写真:阿部一樹
蔵王連峰を背に佇む宮城県白石市。この街で約400年にわたり市民のソウルフードとして受け継がれてきたのが「白石温麺(うーめん)」です。
温麺製造の老舗・白石興産は、138年にわたる歴史の中で幾多の困難を乗り越え、新たな挑戦に臨んでいます。民事再生から現在までの軌跡と、地域全体で白石温麺を盛り上げる取り組みについて、白石興産株式会社営業部部長・佐藤雅宏さんにお話をうかがいました。
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- 佐々木こけし工房が未来へとつなぐ、白石伝統の新型こけし
- 文:高木真矢子 写真:阿部一樹
「新型こけし」を知っていますか?
「伝統こけし」「創作こけし」「新型こけし」の3つに分類されるこけし。新型こけしは昭和20年代に宮城県白石市で誕生し、「量産可能で市場性のあるもの」と定義されています。分業による製作が可能で、猫や犬、ご当地キャラクターなど自由なデザインで量産できるのが特徴です。
かつて宮城県白石市には70軒以上の新型こけし工房が存在しましたが、東日本大震災によりその多くが廃業。現在、唯一の工房として新型こけしを製作する、佐々木こけし工房の佐々木功さんにお話をうかがいました。
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- 伝統の仙台味噌・醤油を次代へ。白石で醸す森昭の物語
- 文:高木真矢子 写真:阿部一樹
家庭料理と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
「味噌汁」や「煮物」といった家庭料理の風味を引き立て、日本の食生活に深く根ざす味噌や醤油。その味わいと香りは心地よい懐かしさを感じさせます。
宮城県白石市に根を下ろす有限会社森昭(もりしょう)は、昭和9年創業の味噌・醤油製造業者。その中心に立つ4代目社長の森建人さんは、情熱をもって地域の伝統と革新を結びつけています。
地域に根ざした事業の継続と発展にかける森さんの思いと、あまたの困難とともに歩んできた森昭の旅路についてうかがいました。
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- 白石の実りをおもしろく。一般社団法人みのりが育む地域の希望
- 文:高木真矢子 写真:阿部一樹
2017年5月。蔵王連峰の麓、豊かな自然と歴史に抱かれた宮城県白石市に、一つの希望が芽生えました。「一般社団法人みのり」の誕生です。白石出身の有志が中心となり、レストラン運営事業「みのりキッチン」、食品加工事業「みのりファクトリー」、食品・水質検査事業「みのりラボ」の3事業を営んでいます。
ミッションは、地域の6次産業に貢献し、4方良しの幸せな関係をつくる。
白石に根ざし挑戦を続ける、一般社団法人みのり理事の遠藤尚子さんと「みのりキッチン」シェフであり社員の佐藤直人さんにお話をうかがいました。
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- 酒造りも幼児教育も毎日が勝負 蔵王酒造が育む盃をうるおす酒
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
宮城県白石市で1873(明治6)年に創業した老舗酒蔵「蔵王酒造」。地元で契約栽培された酒造好適米や蔵王連峰の伏流水、冬の蔵王颪(おろし)の寒風という自然の恵みを活かした酒造りを行っています。150年の歴史の中で生まれた「蔵王」や若手蔵人を中心に作り上げた「K(こころ)シリーズ」など、伝統と革新を両立させた酒造りが特徴です。
5代目の渡邊毅一郎さんは保育士だったという異色の経歴の持ち主。蔵王酒造の取り組みや目指す未来について話をうかがいました。
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- 白石に根ざし愛される卵を。竹鶏ファームが広げるありがとうの“わ”
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
東京から東北新幹線で約2時間の宮城蔵王の玄関口、宮城県白石市。
竹鶏ファームは、この地で昭和40年に創業し、4代にわたり養鶏を手がけています。竹炭をフル活用した独自の飼育法で育てた鶏が生む「竹鶏たまご」は、クセがなく優しい味わい。鶏卵をはじめ、スイーツなどの加工品も生産しています。
地元に愛される養鶏場を目指し、奮闘する4代目社長の志村竜生さんに話をうかがいました。
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- 余白を残し、次の時代へ。600年の時の音ひびく湯主一條
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
宮城県白石市の鎌先温泉で600年以上の歴史を誇る老舗の高級旅館。
鎌先温泉郷で最も歴史が古く、大正時代から昭和初期の建築様式を色濃く残す木造本館は、国指定の登録有形文化財にも登録されています。都会の喧騒を忘れることのできる、自然に囲まれた空間はまるでタイムスリップしたような錯覚に。1428年に開湯してから約600年、この地で綿々と歴史を紡いできた、一條家20代目・一條一平さんにお話をうかがいました。
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- 伝統の白石温麺に驚きと楽しさを。老舗企業が拡げるソウルフードの可能性|きちみ製麺
- 文:高木真矢子 写真:平塚実里
「白石温麺(うーめん)」
その名を聞いて懐かしく思い出す方もいれば、はじめて耳にする方もいるかもしれません。
白石温麺は素麺の一種で、蔵王連峰のふもとにある宮城県白石市で生産される特産品です。
明治時代から、白石の地で温麺の歴史と伝統を支えてきたのが「きちみ製麺」です。SNSを駆使し、温麺のファンづくりやコラボ企画などに挑み続ける、株式会社きちみ製麺・営業部長の木村敦さんに話をうかがいました。
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- 親子二代で“真面目に一生懸命に”。日下食品が守り継ぐ味と想い
- 文:高田江美子 写真:鈴木宇宙
江戸時代に、伊達政宗の家臣・片倉小十郎景綱公の居城である、白石城の城下町として栄えた宮城県白石市。蔵王連峰のふもとに位置するこのまちは、堀割や水路、商家の蔵が点在し、城下町の趣を今に残しています。
白石市で戦後間もない時代に「日下屋」として創業し、現在は「町のおもち屋さん」として地元の人たちに愛されている有限会社日下食品。二代目としてさまざまな挑戦を続ける、日下清さんにお話をうかがいました。
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- 豊かな蔵王の恵みを生かし、紡いできた山田乳業の歴史と情熱
- 文:高田江美子 写真:鈴木宇宙
「フロム蔵王」のブランド名で全国に乳製品を届ける山田乳業株式会社。明治17年に前身となる山田養生舎を創業、移転や合資会社を経て昭和38年に山田乳業株式会社となりました。135年以上に渡って白石市に根ざし、地域とともに歩み続けてきた山田乳業株式会社の常務取締役の山田光彦さんに、お話をうかがいました。
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