三笠市
プロジェクト
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- 【三笠市長インタビュー】炭鉱のまち三笠が“再生”から見出す希望の光
- 取材:中村敦史 文:髙橋さやか 写真:斉藤玲子
かつて炭鉱都市として栄えた北海道 三笠市。北海道最初の鉄道全通や電話開通、上水道の設置がおこなわれた地域でもあります。炭鉱が閉山してもなお、三笠の人々に宿る挑戦の炎は消えていません。
takibi connectではこれまで、地域に根ざし活躍してきた三笠市の挑戦者を取材してきました。今回は特別編として、「再生」をテーマに挑む三笠市のまちづくりについて、西城 賢策 三笠市長 にお話をうかがいました。
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- 閉校をチャンスに変えた「三笠高校生レストラン」という一筋の光
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
三笠から「食」のプロフェッショナルを。
かつて炭鉱で栄えた三笠市は、三笠高校を基軸に「食」をテーマにした新たなまちづくりのモデルを描いています。
道内の公立高校では初めて、食物調理科の単科校を設置。「食」への理解を深める教育を行い、生徒が腕を磨くための研修施設「三笠高校生レストラン MIKASA COOKING ESSOR(エソール)」を2018年にオープン。注目を集めています。
地域の活性化と生徒たちの成長を裏で支える、三笠高校調理部顧問の斎田雄司さんと製菓部顧問の鈴木多恵さんにお話を伺います。
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事業者の想い
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- 三笠に根付き60年。中村鮮魚店から生まれる出会いの環
- 文:本間幸乃 写真:斉藤玲子
「帰ってきたよ」とホッとする。「また帰ってこよう」と力が湧いてくる。生まれ育った土地には、特別な空気が流れています。
かつて炭鉱まちとして栄えた地、三笠。まちは時代のうねりで変化を余儀なくされましたが、中村鮮魚店は60年間変わらずに、三笠で商店を営んでいます。
地域の声に応えながら歩んできた、中村鮮魚店の物語。3代目代表の中村剛さんにお話をうかがいました。
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- 愛犬との記憶をそばに。PAPIPUPE-POOがかたどる想いのかけら
- 文:髙橋さやか 写真:斉藤玲子
犬は大切な家族。愛くるしいその姿は人々の心をときほぐし、喜びや楽しみをわかち合うかけがえのない存在です。三笠市で犬をモチーフにしたグッズを製作するPAPIPUPE-POO(パピプペプー)は、愛犬に接するようにひとつ一つの作品を大切に送り出しています。きめ細かな職人技で作品を生み出す、代表の斉藤和久さんにお話をうかがいました。
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- 描いた地図の上を歩んでゆく。2 Beans Coffeeが三笠に照らす光
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
光のあるところに、人は集う。「やらない後悔より、やった後悔を」と、若き才能が北海道三笠から開花しています。
炭鉱で栄えていた面影が残るこのまちでは、かつて6万人が暮らしていました。最盛期と比べると、人が集う場はぐんと減ってしまいましたが、三笠市を拠点にコーヒーを通じて憩いの場づくりをしている若者がいます。22歳という若さでカフェ「2 Beans Coffee(ツービーンズコーヒー)」を立ち上げた、上西歩夢さんです。現在は店舗からキッチンカーへ転向し、活動の幅を広げています。変化を恐れずに突き進む上西さんの根っこには、どんな思いが宿っているのでしょうか。
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- 三笠メロンで再びまちを潤す イオンアグリ創造の地域に根ざした農づくり
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
陽をたっぷり浴びて甘く熟したメロン。
北海道のメロンというと、夕張や富良野のメロンが有名ですが、三笠でも生産者のたゆまぬ努力によって、100年以上もの間メロンが大切に育てられてきました。三笠のメロンブランドの中でも、ジューシーな食感と甘みで人気がある「I.Kメロン」。しかしながら、この品種を栽培できる農家は、現在片手で数えられるほどとなっています。背景には、雇用機会の減少や後継者不足といった課題が。希少になったI.K種をはじめ、メロン栽培に取り組んでいるのが、イオンアグリ創造株式会社です。地域に根ざしたメロン栽培について、同社の北海道三笠農場で農場長を務める山貫 伸一郎さんにお話しをうかがいました。
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- 「匠」と賞美されるゆめぴりか米 三笠の風土を活かした富田農場の米づくり
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
豪雪地帯、北海道三笠市。一冬で降りしきる雪は屋根がきしむほど、どっさり積もる。やがて、雪は水となって田畑をうるおし、三笠の主力作物を支えています。富田農場ではその土地柄を活かして、お米やスイカ、メロンなど複数種の作物を栽培をしています。
特にお米においては、良質米として6年連続で表彰を受けるほど、毎年高く評価されているのです。三笠の風土に合わせた富田農場の米づくりとこだわりについて、4代目の富田 篤一さんにお話しをうかがいます。
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- 「用の美をもつ家具」の夢を繋ぐ。北海道民芸家具を支え続けた職人|飛騨産業株式会社
- 文:浅利 遥 写真:斉藤 玲子
私たちの暮らしに寄り添い、生活に溶け込む家具。親子2代3代に渡って受け継がれるような良質な家具が、北海道三笠市で生み出されています。
「家具は心の豊かさや潤いある生活をもたらす、ひとつの文化のようなもの」と語るのは、飛騨産業株式会社北海道工場相談役の東海林貞雄さん。15歳から家具職人の世界に飛び込み、60年以上に渡りこの道を歩んできました。
北海道民芸家具から飛騨産業株式会社までの紆余曲折の道のりをうかがいます。
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- 五感で三笠を味わえる場を 畑の中のレストランEKARAが目指す未来
- 文:高橋さやか 写真:斉藤玲子
北海道らしいのどかな景色が広がる三笠の田園地帯に、ポツンと佇む「畑の中のレストランEKARA」。2019年、この地で代々農業を営んできた、三笠すずき農園の鈴木秀利さんが自社農園の敷地内にオープンしました。
レストランでは、自社農園で育った野菜をはじめ、地域の食材を使った四季折々のお料理が楽しめ、併設されたコテージでの宿泊も可能。ゆったりと時間をかけて、五感で三笠を味わうことができる場所です。
「畑を感じながら食を楽しむ時間を、たくさんの人に味わってもらいたい」という、オーナーの鈴木秀利さんにお話をうかがいました。
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- 土地の時間をボトルにつめて 空知ワインのパイオニアが描く地図|山﨑ワイナリー
- 写真提供:山﨑ワイナリー
文:高橋さやか 写真:斉藤玲子
北海道の丘陵地で代々受け継いだ農地を活用しながら、家族で営むワイナリー。その言葉の響きに、どこか牧歌的なイメージを抱きながら向かった、三笠市の達布地域。雪の壁の合間を縫いながら、小高い丘を上り辿り着いたワイナリーで出迎えてくれたのは、1人の青年でした。
立体的な視座で語られるワイナリーのこれまでと、これから。目の前に現れた青年から語られる言葉は、ひとつひとつの密度が高く、当初抱いていたイメージはわずか数分で打ち破られます。言葉の端々に垣間見える、目の前の青年が経験してきた時間の濃さ、思考の深さ。
空知ワインのパイオニアとして、三笠市達布地域で20年近くワイナリーを営む山﨑ワイナリーの山﨑太地さんにお話をうかがいました。
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