石炭による開拓から、燃える人々による取組みが芽吹くまち
豊かな森と湖に恵まれたまち、三笠。
かつて石炭採掘により
北海道の開拓を支えてきた歴史あるまちだ。
多くの化石を産出するこの土地で発掘された燃える石「石炭」。
太古の時代から繰り返された地殻変動によって生み出された燃える石は、
北海道を切り開くエネルギーとなり、多くの人々をこの地に引き寄せた。
北海道有数の炭鉱のまちとして栄え
市民有志でスタートしたこの取組みは、半世紀以上の時を経た今、
北海道の鉄道発祥の地として近代化を支えたものの
炭鉱の閉山とともに、多くの人がまちを去った。
それでも、人々の心に小さな火は燃え続けている。
全国有数のワイナリー、食のスペシャリストを育む三笠高校など
若いエネルギーが芽吹くまち。
燃える火種は、石から人へ
挑戦の灯火は受け継がれ広がっていく。