長万部町
プロジェクト
事業者の想い
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- それでもこの地で生きていく。カネフク浜形水産が残す出逢いの軌跡
- 文:本間 幸乃 写真:斉藤 玲子
長万部の夏の風物詩といえば、毛がに漁。噴火湾で獲れる毛がには、町の主要産業を支える名物のひとつです。
かつて交通の要衝として栄えていた長万部の歴史とともに歩んできたという、カネフク浜形水産。時代の波に乗り、ときにのまれながらも前進し続けてきた、その軌跡をたどります。
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- 噴火湾の味を食卓へ。マタツ水産が挑むおいしさへの飽くなき探求
- 文:高橋さやか 写真:髙橋洋平
「水産は不安定な仕事、だから商品力を上げていくことが大切なんです」。そう語るのは、長万部町にある株式会社マタツ水産取締役営業部長の東さん。1986年に鮮魚卸売業からスタートしたマタツ水産は、蒸しホタテやイクラなどの厳選した海産物を、日本国内にとどまらず海外にも届けています。
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- 理想と現実のはざまで。長万部アグリが探るスマート農業の可能性
- 文:高橋 さやか 写真:小林 大起
「かにめしのまち」として知られる長万部町。内浦湾に面した地形を生かし、古くからホタテや毛ガニなど、水産を主要産業としてきました。基幹産業である水産業に加えて、農業でも町を盛り立てようと、アグリビジネスの確立に向けた先進的な取り組みが行われています。地方創生事業のパイロットファームとして、2017年にスタートした長万部アグリ株式会社。農場長を勤める黒川さんにお話をうかがいました。
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- 大好物を守る。曲がりくねっても歩むサン・ミート木村という道
- 文:高橋さやか 写真:小林大起
誰かに自慢したくなるような、大切な想い出の味はありますか?
祖母がつくってくれたあたたかい豚汁。兄弟みんなで包んだ餃子。休日に父がつくってくれた焼きそば・・きっと誰しも懐かしい思い出とともにある、大好きな味があるのではないでしょうか。
「小学生の頃、学校から帰ってはサン・ミートのお肉を焼いて食べていたんです。大好物だった」と語るサン・ミート木村の店長、木村充さん。大好物が守るべき存在になるまでの紆余曲折の道のりをうかがいました。
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- 変わらない味を守りつづける使命 廻り道してたどりついた 名物「かにめし」の一本道|かにめし本舗かなや
- 文:高橋さやか 写真:斉藤玲子
長万部の代名詞ともいえる名物「かにめし」。その草分け的存在である「かにめし本舗かなや」は、1928年の創業から駅弁を販売。試行錯誤を重ねながら、1950年に「かにめし」を完成させて以来、変わらぬ味で日本各地の人々に愛され続けています。時代の変化の中で伝統の味を守り続ける、(有)かにめし本舗かなや四代目の金谷圭一郎さんに、お話をうかがいました。
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