課題先進地域としての新しい挑戦が始まる町
自然が豊かで古くからアイヌの先住地でもあった長万部。
日本海側と太平洋側を往来する交通の要衝として重視され
明治から昭和時代と栄えてきた町だ。
内浦湾に面したこのまちでは古くからホタテ、毛ガニなど
水産を主要産業であり「かにめしのまち」として知られている。
1960年代には人口15000人を超えていたものの
急激な過疎化と高齢化が進行。
基幹産業である漁業も、年々減少している。
課題を抱えながら、大学との連携協定による教育の拠点整備や
再生可能アグリカルチャーへの挑戦、
北海道新幹線の駅開設に伴うまちづくりと
挑戦がつづいている長万部。
「何もないけど住みやすいと思ってもらえるまちに」
豊かなまちづくりへの挑戦は、はじまったばかりだ。