事業者の想い一覧
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- 最北の景色と牛を守りたい。自然と共存し、歩む宗谷岬牧場の物語
- 文:三川璃子 写真:原田啓介
最北の海に囲まれた宗谷丘陵の頂上。なだらかな緑の波に乗って丘を登ると、その先には、思わず息をのむ圧巻の景色が広がり、水平線も眺めることができます。
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- 先代の言葉と共に受け継がれ60余年。水産加工の幅を広げるうろこ市の物語
- 文:三川璃子 写真:小林大起
“しばれる”冬風にさらされ、旨味がギュッと凝縮される干物。”しばれる”とは、北海道弁で「厳しい寒さ」を意味します。強い風が吹き荒ぶ稚内で60年以上に渡り、干物をはじめとする海産物を扱ってきた、水産加工会社うろこ市。
減船による漁獲量の減少など、時代の波に翻弄されながらも歴史を守り続ける、うろこ市3代目の秋元哲哉さんにお話を伺います
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- 夫婦二人三脚で前を向き続ける。魚常明田鮮魚店80年の歴史と挑戦。
- 文:三川璃子 写真:小林大起
新鮮な魚や加工品がずらりと並び、隣には地元食材を使った料理が食べられる飲食店も。地元市民から観光客まで、幅広く愛される稚内の副港市場。ですが、2020年3月に経営不振により閉鎖を余儀なくされることに。そんな中、副港市場再興に向けて手を挙げた鮮魚店がいました。創業80年の魚常明田鮮魚店です。
「妻がいたから、前を向いてこれた」ーー2代目を受け継ぎ、約50年間共に魚屋を営み続ける夫婦。魚常明田鮮魚店の明田常臣さんと富美子さん、お二人にお話を伺います。
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- 北限の地元食材を活かし、スイーツ文化を醸成する オレンジエッグの挑戦。
- 文:三川璃子 写真:小林大起
稚内のお土産店に並ぶ、たくさんの海産物。その中に、ひときわ目を引くかわいらしいパッケージのスイーツが置かれています。稚内の特産物「勇知いも」を使った、ポテラーナワッカナイです。
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- すべてはふるさとのために。60歳から始めた地域資源活用という恩返し|東京稚内会
- 文:立花実咲 写真:嶋崎亜侑香
日本の田舎出身者は、よく「地元には何もない」と言います。けれど、本当にそうでしょうか? 都会になくて、田舎にしかないものは、ごまんと眠っています。
そばにあると当たり前にように思えるけれど、離れるとお宝に見えるもの。外と中の視点を持ちながら、地域資源に着目し、奔走している方がいます。都内在住の稚内出身者を集めたコミュニティ「東京稚内会」会長の小坂輝雄さんが、その一人です。
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- 稚内牛乳から地域の酪農を盛り上げたい!ここでしかない味をお届け
- 文:立花実咲 写真:嶋崎亜侑香
稚内と聞くと、どんなキーワードを思い浮かべますか?
日本最北、宗谷岬、国境、漁業など、稚内に対するイメージは人それぞれ。酪農も、稚内の代名詞の一つです。
「稚内といえば酪農」というイメージを少しでも後押ししたい。そんな想いから2007年に誕生したブランドが「稚内牛乳」。赤いマークが目じるしです。
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- ほっこり甘い「勇知いも」の起死回生と未来へ続く物語|わっかない勇知いも研究会
- 文:立花実咲 写真:原田啓介
稚内市には、日本最北のじゃがいもがあります。
たっぷり含んだデンプンのはたらきで、ほっこり甘く、スイーツにも使われている「勇知いも」です。
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- 土地への愛と敬意が原動力。ふだんづかいのたまごを作る「カヤニファーム」の道産子アイデンティティ
- 文:立花実咲 写真:原田啓介
「カゴを持って、たまごを買いにくる方もいらっしゃいますよ」。
手作りのアスレチックが並ぶ、緑がまぶしい庭で、伊藤香織さんは、そうおっしゃいました。
最北の地・稚内で平飼い養鶏をしている「カヤニファーム」の伊藤さん。すべて独学で始めたという行動力と情熱を秘め、地に足をつけて暮らすことを心から楽しみ、大切にしている女性です。
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