雄大な自然のもと、人々が集い育む挑戦 中標津町
北海道の東、荘厳な武佐岳をあおぎ
標津川が流れる中標津町。
冷涼な気候と広大な土地を生かし
酪農や畑作がさかんなまちだ。
開拓時代、全国から移住者が集まったものの
世界的な経済不況や冷害凶作により、
先人達は大きな苦しみを味わった。
苦境にあえいでも
人々は穀物主体の農業から酪農へと
転換をはかり、中標津の礎を築いた。
たゆまぬ努力によってまちは発展し、
やがて北海道東部の産業・観光の拠点へと成長をとげる。
人口減少が進む地域のなかにあって、人々が集う姿は
「中標津モデル」として研究されるほどだ。
どこまでも広がる原野のように、
中標津は明るく豊かなまちを育んでいく。